「転職したいけど履歴書に傷がつくのは抵抗ある」
「今の職場を続けていく気はないけど次も考えられない」
そんな転職することに悩む現役看護師さんへ。
今回は転職ノウハウではなく、転職をするべき理由について説明します。
転職を肯定的に考えれるように背中を押すための記事です。

実際に私が経験したことも紹介します!
少しでも悩みが軽くなるといいです。
転職をするべきかどうか
答えはズバリ、「するべき」です。
簡単に決断できない事情は個々にあると思います。でも「転職をしたい」と考え、検索しているあなたにとって、今の生活状況と職場環境を天秤に掛けた時に「可能なら転職をしたい」という気持ちが強いのではないですか?そしてその気持ちにはそれなりの理由があるのではないですか?
次からはどうして転職をするべきなのかについて説明していきます。
人生何年生きるつもりで生きてるの?
養う家族がいたり、貯金をしていなかったり、今の職場を辞めたとしても次にやりたいことがなかったり、色々事情はありますよね。
では、ちょっと考えてみてほしいのですが「あなたは人生何年生きるつもりで生きていますか?」
「明日死ぬかもしれないからやりたいことをやれるうちにやったらいいよ」なんてことを言いたいわけではありません。
現状の職場環境になんらかの不満があり、転職を躊躇していたとします。
では「その現状っていつ変えるつもりですか?」ということです。
時間は有限です。やってみなきゃわからないことは世の中に山ほどあります。
それに看護師という一生モンの資格と転職の相性はかなりいいです。
もちろん今までの経験によってはどこにでも転職できるわけではありませんが、それでも選択肢はたくさんあります。転職先を無数の職場・働き方から選べる自由があるのは看護師の強みです。
看護師だからこそ、よりよい職場に変えれるチャンスを常に持っています。
悩んで停滞しているよりまずは行動してみたらいいのではないでしょうか。
仕事するために生きるのか、生きるために仕事をするのか
過去に看護学校職員からのパワハラで看護学生が自殺する事件や、看護師が過労死をするニュースがありましたね。
実際、私もブラック病院に勤めていた時は心身ともにボロボロでした。3年間のお礼奉公があったので簡単に辞めることもできず、親に心配をかけたくないのでずっと独りで抱え込んでいました。
仕事の準備をしていると急に涙が出たり、体は疲れているのに夜は2時間しか寝れず不眠症になりました。バセドウ病という一生治ることのない病気にもなりました。
でも、私は転職して人生変わりました。相変わらずバセドウ病は寛解していませんが、やっと人生楽しめています。
あなたはなんのために仕事をしていますか?
決して死ぬために仕事をしているわけではありません。
仕事をするために生きているわけではありません。
日々を生きるために、食べるために働いているはずです。
そもそも看護師という職業は自分の命や人生を捨ててまでしがみつくべき職業ではありません。
普通のサラリーマンとは違います。看護師の場合はよっぽどその職場で出世を目指していない限り、一か所に留まるメリットはあまりありません。
不満がある職場はすぐにでも辞めるべきです。

今まさにつらい思いをしている人こそ逃げる勇気を持ってほしい。
働く場所は1つじゃない。道は、可能性は、たくさんある。
転職の最大のメリット
転職することで得るメリットはたくさんありますが、最大のメリットは「人生経験」です。
①働き方の多様性を知ることができる
派遣看護師の仕事をしていた時は自分のしたい仕事を選んで日々違う職場で働くのは疲れますが新鮮でした。一か月の正規雇用の基本給を稼ぐことの大変さを学びましたが、逆に基本給の相場も知ることができました。
②転職活動は他の病院の特色を勉強できる
面接も準備から日程調整から色々大変です。しかし、面接や病院見学をするとある程度どんな病院かがわかるので、実際に転職先候補から外れたとしてもかなり貴重な知識になります。
③前職の経験はかけがえのない宝
前職で培った技術や知識は後々必ず活きます。どんな分野であろうともです。業務に活かすこともできますが、人間関係にも活きてきます。実際に前職美容系だった人には美容系のあれこれを教えてもらったり、経験したことない診療科の特徴や気になる病院の実情など情報交換の引き出しが増えます。

人生経験はお金では買えません!
失敗も成功もお金で買えないあなたの財産です。
転職の注意点
ただし、転職のしすぎは良くありません。
よっぽど転職先がひどい場合を除いて数か月で辞めるのはNG。
前職に不満があったものの、転職したらなんか違う…。なんてことあると思います。
転職したばかりの時は前職と転職先とのギャップに必ず苦しみます。それなりに長く勤めている方が自分の居場所もあって職場のルールや職員の性格など職場の雰囲気もわかっているので、前職に不満こそあれルーチンワークでこなせます。しかし転職先の新しいルールを覚えたり人間関係を築くまでの間、仕事のやりづらさは絶対感じます。馴染むまでが踏ん張り時です。
まとめ
あまり実践的な内容ではなく精神論みたいな内容ですが、転職ノウハウについてのわかりやすい情報は世の中にたくさんあるのでそちらを参照してみてください。

仕事のために人生辞めるのはおかしいです!
私たちの人生、もっとより良くできます。
もし悩んでいる方がいれば相談乗ります!
それでは、おだいじにしてください